雪の白山を見たい

こんにちは。
山登り大好き、
そして白山大好き、
売買担当の青沼です。

今冬は暖冬でしたね。
もうすっかり春らしくなってきました。

低い山はそろそろ雪も終わり。
3週程前には同じ福井県大野市の荒島岳に雪山登山に行ったのですが、今回はその向かいに位置する経ヶ岳へ。

どちらの山も、白山の向かいに位置するため、白山大展望が楽しめます。

奥越高原青少年自然の家からスタート。
標高800mくらいまでは雪はありません。
1,000mくらいまで来るとすっかり雪山。
この辺りでアイゼン装着。

コース途中にある標高1,272mの保月山からが本格的な山登りになります。
雪の積もった細い岩尾根を進みます。

この先に壁のような雪の急斜面があるのですが、カチコチに凍結してピッケルが刺さらない。
登れないことはないのですが、下山時の足場確保のためにステップを作っておきたい。
約45分程待って陽が当たり、表面が少し軟化しかけたところでピッケルとアイゼンでステップを作りながら登りました。ここで大幅に体力消耗です。

大幅な時間と体力をロスしましたが、日没までと考えると十分時間はある。
引き続き雪と岩の細尾根を進み稜線へ。

いよいよ目指す経ヶ岳とご対面です。

経ヶ岳は福井県大野市と勝山市の堺にある、標高1,625mの山。白山国立公園の特別地域です。
経ヶ岳は約70万年程前まで活動してた成層火山。中央正面に見える山肌は火口壁です。

そして反対側に見えるのは荒島岳。

そして日本海まで見渡せました。

 

雪原を歩き、手前の中岳を登っては下りて進みます。
陽が照り付け、雪もやわらかくなっており、足を取られながらも黙々と登り続けました。

激坂でしたが、ようやく山頂に到着。
積雪で山頂標柱は埋まってます。

 

そしてお待ちかねの白山大展望。

いやぁ~、感無量です♪

因みに・・・

これは3週間前に登った荒島岳山頂からの白山。白山の左並びの三角の山が経ヶ岳だと思います。

 

いやぁ、白山は本当に絵になりますね♪

山頂は遮るものもなく、冷たい強風が。
寒くなってきたので10分足らずで下山。
登ってきた雪の急斜面を下りました。

 

鞍部に下りると待ち受けていたのは、打って変わっての灼熱の太陽。

足が雪に沈んで歩きにくく、登り返しが堪える。

 

そして雪原と稜線の終盤で経ヶ岳を眺めながら、ようやく休憩らしい休憩です。
しかし暑さと疲労で食欲はなし。
パンとコーラで小休止。

ここからはまた雪の積もった岩の細尾根を下り、2時間程で下山完了。

登りのステップ作りが後の体力やペースにかなり影響しましたが、やり切った満足感は得られました。
因みにこの日、経ヶ岳にいたのは私一人だけでした。

低い山とはいえ、雪の経ヶ岳には、まあまあ危ない箇所が連続します。
慣れてない方は、決して安易に行かないで下さいね。

GW明けあたりには白山にも登れそう。
例年、白山は6月下旬頃までは雪山。
ここらへんまでは雪山ハイクが楽しめそうです。

コロナにより行動が制限されつつあり、皆様のストレスもマックスになりそうですね。
外へ出て、気晴らしと健康のために身体を動かしてみられてはいかがでしょうか。

コロナの影響により、皆様方におかれましても苦労や心配の連続かと思います。
早い収束と、皆様に及ぶ影響が、最小限であることを願っております。

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