秋になると思い出すこと

幼少の頃、よく祖母に連れられて京都御所に行きました。

御所に着くと必ず祖母は”手頃な木”を見つけては

「ほら、この木に登ってみなさい」と言って足を掛けるくぼみを示して木登りをすすめてくるのです。

私は子供ながらに、何故登らないといけないのか。と頑なに木に登ろうとはせず結局木登りを取得することはとうとうありませんでした。

子供の頃から偏屈な性格だったのだなと思います。

ただ、御所のイチョウの木が色づく時ばかりは景色を見、手ごろな銀杏を拾い。

「きれいやね」と言われたら「うん」と言っていた。そんな記憶が蘇るのです。

 

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