ITと不動産テックについて

IT技術の進歩は速いですね!

賃貸不動産業界でも「不動産テック」ということで、インターネットの普及に伴って、ずいぶん様変わりしました。

皆様ご存じのとおり、今はSUUMOやHomesなどの不動産ポータルも充実して、スマホで誰でも簡単にお部屋探しができるのが当たり前です。

賃貸不動産業者間の物件流通も規模の小さいところやITに強くないところはいまだにFAXだけで物件情報を流しているところもあるようですが、ある程度の規模の賃貸管理会社なら賃貸仲介業者向けの物件情報流通用の自社サイトでリアルタイムかつ詳細に情報流通させています。(ちなみに掲載の画像は、当社の物件流通用サイトの画面です。賃貸条件等の情報が細かいので、ぼかしを入れていますがご容赦ください。)

私が賃貸不動産業界に入った1998年にはインターネットでホームページを見るためには「モデム」という機器を使って、電話回線からインターネットプロバイダに電話をかけて接続していました。電話代が馬鹿にならないので、ユーザもコンピュータが好きは人たちだけでしたし、ホームページを持っている賃貸不動産会社も多くはありませんでした。不動産ポータルもこれからHomesが立ち上がろうとしていたような状況で、お部屋探しでは賃貸仲介のお店に行かないと物件情報は得られず、賃貸不動産業者間の物件流通もFAXが当たり前という時代でした。

今や、お部屋探しはインターネットが当たり前ですし、さらに最近の不動産テックとしては、パノラマ画像を使ってVR(バーチャルリアリティ)でお部屋を見ることができたり、IoT(インターネットオブシング)で家電設備などをインターネット経由で操作できる住宅が出てきたり、ビッグデータと統計理論を駆使して売買不動産価格の査定ができたり、産業用ドローンを飛ばして足場無しで建物調査ができたり。。。次々に出てきています。

あと、賃貸借契約の際の重要事項説明もインターネットで行えるよう、IT重説ということで法改正があり、一昨年の10月から利用可能になりました。当社は京都の他の賃貸不動産会社と比べてITには明るい方なので、IT重説は開始当初からフル活用していて、ご利用いただいた借主様にも便利が良いと大変好評です。当社が取引している不動産関連商品を扱うIT企業の方々からは、当社は京都ではかなり早い方で、京都では大手の賃貸不動産会社でもまだあまりIT重説はやっていないと聞いています。

「マンション管理を任せるならITには明るい会社じゃないとね」という賃貸マンションオーナー様がいらっしゃいましたら、ぜひ、ハウスネットワークにご相談ください!

事業本部 システム課 山本

 

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