「SKAM FRANCE」エピソード:リュカ

こんにちは

烏丸今出川店の村井です。

 

緊急事態宣言でお休みの日もどこにも行けず…。

ですが、映画・ドラマ好きな私はこの「引きこもりライフ」を充分謳歌しております☺

 

最近見たおすすめドラマのご紹介です!

 

「SKAM FRANCE」

ヨーロッパで人気な体験型ドラマ スカムシリーズのフランス版です

エピソードは「リュカ」「イマネ」の2種類あり30分の短編が10話ずつなのでサクッと見れちゃいます。

 

体験型ドラマとは、ドラマの放送・配信と一緒に登場人物のSNSアカウントも更新され視聴者もドラマの世界に一緒に入り込む事のできる新感覚のドラマです。

ドラマサイトには登場人物のSNSアカウントへのリンクもあるので気になる方は見てみてください(^^)

 

今回はエピソード:リュカのご紹介をしたいと思います。

登場人物は厳格なキリスト教の家庭に生まれた高校生1年生のリュカ。

彼は周囲の友達に女好きだと公言しているのですが、実際は同性に惹かれている事を隠して生活しています。

そこに転校生エリオットが登場してお互いの一目ぼれから話が進んでいきます。

 

個性豊かな友人達もドラマを面白く…ややこしくさせていきます(笑)

いつも冷静でリュカとの付き合いが長い黒人ヤン

マヌケでチャラチャラしたキャラですが好きな子には誠実にアタックするバジル

温厚ですがいつでもドラッグを持ち歩いているアーサー

 

ストーリーの主軸はリュカの恋、LGBTに対する周囲の理解です。

後半になるにつれ精神病との闘いや友人とのすれ違いなど現代社会の問題とも言える要素がふんだんに盛り込まれています。

 

私の好きなシーンはリュカが友人のヤンに自分がゲイだと告白するシーンです。

ヤンは突然の告白に戸惑いリュカと距離を置いてしまいます…。

その後のヤンとリュカの関係性の変化がとてもリアルで、友人から親友になる瞬間ってこんな些細な事なんだな~と感じられるエピソードの分岐点です。

 

日本でもダイバーシティ多様性・LGBTQ性的マイノリティに理解を示しましょう。という風潮が出てきていますが、まだまだ口先だけで流行の域を出ていない感じがします。

本当の理解とは「自分は多数派だけど少数派を理解してあげている」という考えでは無く、

誰しもが何かの点に関しては少数派であり、多数派でもある事を自覚するところから始めていけば多様性な世の中で息苦しい思いをする人が一人でも減るのではないかな~と考えさせられる作品でした☺

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