寒波予想時には対策を…

今回は、冬の時期に知っておきたい『凍結防止について』のお話をしたいと思います。

先日の大寒波で、『水が出ない…』『お湯が出ない…』等の体験をされたかと思います。

 

ご存じの方も多いかと思いますが、その原因は…水道管や給湯器の給水管内の水の凍結です。

 

水道管や給湯器の給水管内の水が凍る事で、給水(循環)が出来ず水やお湯が出なくなります。

ひどい場合には水道管や給湯器の給水管が破裂し、水が大量に噴き出すということも…。

このような場合、解消するには気温が上昇し自然に溶けるのを待つしかありませんので、

事前の対策が必要です。

※焦って熱湯等を絶対にかけないで下さい。

急激な温度上昇で配管破裂を生じさせる可能性がありますのでご注意を…。

 

そこで簡単な対策として、寒波が予想される時には事前に水をチョロチョロと流すことが効果的です。

水道管や給湯器の給水管内の水が給水(循環)し、凍結が防止されます。

屋外にある水道管や給湯器の給水管には、特に注意が必要ですので一度お試し下さい。

 

ちなみに、試しに我が家の屋外水栓で、水道管凍結防止のため通水を行いました。

すると…なんと!一晩明かすとこのような氷柱(つらら)の逆バージョンが出現しました!

 

※このような現象を氷筍(ひょうじゅん)と言うようです。

 

水滴が氷となり、氷が積み上がってこのようになったと思います。

この通水のおかげで、水道管の凍結はありませんでした。

 

皆さん、寒波が予想される日には凍結防止対策を行いましょう!

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