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神用水清祓式
還幸祭を終えた神輿を洗い清める神用水を汲み上げる神事で、10日と同様のものです。関係者がお祓いを受け出発する、仲源寺の地蔵と鴨川はゆかりが深いです。古く地蔵は鴨川傍にありました。諸説ありますが、鴨川洪水時に溺れた人を救い、「雨止(あめやみ)地蔵」と称され、いつしか「目疾(めやみ)地蔵」になりました。縁起話も伝わり、今も眼病除けの信仰を広く集めている。
神輿洗式
10日と同様の行事だが、見物する人は比較的少ないです。神輿洗奉告祭が八坂神社で午後6時から行われた後、大松明が道を清め、中御座を舁き、四条大橋北側にて神職が神用水にて祓を行います。
神社に帰ると舞殿を一周した後、神輿庫にしまいます。この神輿洗に関する一連の神用水から神輿洗に至る神事は、祭りの前に、鴨川上流より髪を迎え、祭り終了後、神送りをするという神のミアレの儀と考えられ、神輿以前からの古い御霊会の形態を残すものではないかといわれています。
神輿洗式の様子