四条烏丸エリアのご紹介

 四条烏丸エリアは一言で表すと「オフィス街」です。四条烏丸には、建物の高さ制限がある京都にしては珍しく、比較的高いビルが並んでいます。平安時代の四条烏丸は貴族が暮らす、高級住宅街だったようです。四条烏丸から少し上がったところにある六角堂には「へそ石」という石が置いてあります。そのへそ石は京都の中心を指す石だと言われており、地理的にも事実的にも京都の中心にあるエリアであると思います。六角堂は聖徳太子が創建したと言われている、雰囲気のある柳が有名なお寺です。その柳は平安時代に后を求めていた嵯峨天皇が夢枕で「六角堂の柳のもとに行くように」というお告げを受け、行ってみると柳の下には美しい女性がいてその女性を后に迎えたという逸話があり、そのことから「縁結びの柳」と呼ばれており、多くの女性参拝客でにぎわいます。また境内には、鳩が足でおみくじを持っている可愛らしい姿をした鳩みくじが販売されています。いけばな発祥の地とされる六角堂ですが、華道の池坊主催の「春のいけばな展」に併せて夜の特別拝観を開催しています。それに先駆けて3月下旬より期間限定で桜色の鳩みくじが販売されています。昼間のさわやかな六角堂とは一味違った幻想的にライトアップされた六角堂はオススメの夜間拝観の一つです。

四条烏丸エリアの賃貸マンションに住むのはどんな人?

 四条烏丸はオフィス街です。オフィス街と聞くとその周辺で部屋を借りるには家賃が高そうなイメージがありますが、他のエリアに比べて格段に高いというほどの家賃の差はないように思います。ただ、他の地域に比べてファミリー用のお部屋探しをしようと思うと、そのオフィス街エリアから離れたり、五条の方まで下がったりしなければならないので、四条烏丸エリアの中心に住んでいる方の多くは社会人単身者だと思います。多くのお部屋が学生向けのお部屋より面積は少し広めの造りで、その分少々家賃が高め設定という印象です。このエリアには特に大学のキャンパスなどもないので学生さんはほとんど住まれていないかと思います。

四条烏丸の賃貸お部屋探しについて

 四条烏丸エリアでお部屋探しをする場合はまず何を優先して四条烏丸エリアを選んでいるのかを考える必要があります。確かに繁華街である河原町からも近く、大丸など大きな百貨店も立ち並ぶ一方で、スーパーなど日用品を購入する場所もあるので生活しやすい環境です。また地下鉄や阪急電鉄が乗り入れていますし、多方面にいくバス停が沢山あります。しかしその分少しの額ではありますが他の地域よりは高めの家賃相場になっているのです。それに伴って充実した設備が完備されている賃貸マンションも多くあるのであまり割高感はありません。四条烏丸エリアは観光客も含めて沢山の人でにぎわう地域です。この界隈で行われる祇園祭は京都三大祭りの一つですが、1ヶ月ずっとお祭りが行われ、通行規制もされるので帰宅するのに一苦労ということもあり得ます。しかしビジネスマンで仕事中心の生活を送られている方にとっては、外食するのに困りませんし、休日も遊びに行くのに適したエリアであると思います。

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