西陣エリアのご紹介

 京都の人は「先の大戦」といえば「応仁の乱」を指すという話をよく聞きますが、応仁の乱は京都市の大半を焼き尽くしたと言われるほど火災が多い戦いでした。京都のことを勉強していると、国宝や古くからの建築物が「応仁の乱により焼失」と記載されているのをよく見かけます。西陣は昔から織物職人が集まっていた地域で西陣織が有名ですが、西陣の地名の由来としては応仁の乱の「西の陣」が置かれたことによります。応仁の乱が終わり、各地に散っていた織物職人が再び西陣に戻り、織物の町として再度栄えることとなったようです。堀川通り沿いにはミニ織り機を使って製作体験等が出来たり、西陣織について学ぶことのできる西陣織会館があり、京都の衣文化を伝えるスポットになっており、多くの外国人観光客が訪れているようです。

西陣エリアの賃貸マンションに住むのはどんな人?

 西陣エリアはあまり交通の便が良いエリアではありません。地下鉄を使うというよりは京都市バスを駆使して生活するということになると思います。京都に観光をしにくると京都市バス一日乗車券を購入して自分たちで好きに回る、という回り方がスタンダードのように思います。しかし実際生活してみると、京都の人はあまりバスを使う生活を好んでいないような、そんな雰囲気があります。そもそも公共交通機関自体使うのが好きではないという話も聞いたことがあります。京都で暮らしてみると、自転車屋さんが多いことが目につきます。それほど自転車が地域の生活に不可欠となっているのではないでしょうか?このエリアは地下鉄や京阪電車などの駅から遠い場所ばかりなので、自転車を沢山使用して暮らしている方も特に多そうです。交通の便があまり良くない西陣エリアですが、多くのお寺が点在していて趣がある住宅街なので、京都らしい雰囲気のある住宅街で住みたいとお部屋探しをされる方には人気のエリアであると思います。

西陣の賃貸お部屋探しについて

 西陣エリアの賃貸物件は比較的低家賃のものが多い気がします。また、貸家なども他エリアに比べて低家賃で賃貸できるようで、家賃は抑えたいけど狭い部屋には住みたくない!というファミリー層にオススメのエリアになっています。商店街等も多いので生活がしやすい住環境となっているのも人気の理由です。交通の便は前述した通り、あまりよくはありませんが佛教大学紫野キャンパスや同志社大学今出川キャンパスなど、様々な大学のキャンパスへは通学可能範囲なので、家賃を抑えつつあまり大学からは遠く離れたくないという学生さんのお部屋探しのメインエリアになりそうです。

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