伏見エリアのご紹介

 伏見は京都市にありますが、もともとは「伏見市」と、京都市からは分けられていました。しかし昭和6年に伏見市は「伏見区」となり、「京都市」に合併することになりました。それ故、京都市でありながら京都市とは一線を画した存在です。それは風景などにも如実に表れていて、京都市の中心の方に比べると自然が豊かで、車での往来をメインに置かれているような感じがします。伏見の史跡というと、幕末のものが多く、坂本竜馬が襲撃された寺田屋や、鳥羽伏見の戦いで薩摩軍が本陣を置いた御香宮神社もあります。御香宮神社には名水百選にも選ばれている「御香水」が平安時代から湧き出ています。こちらは伏見の酒の仕込み水と同じ水脈で、香りの良い水ということでこの名が付けられており、未だにこの水を汲みに来る人が絶えません。伏見という地名の名前は、「伏し水」が由来と言われています。良質な地下水に恵まれていたという事から付けられているそうで、良質な水を必要とする酒蔵が多いのも特徴だと思います。伏見には見学ができる酒蔵もあり、月桂冠大倉記念館ではきき酒ができるブースもあります。また、伏見区には外国人が選ぶ観光地1位の伏見稲荷大社があります。こちらは全国のお稲荷さんの総本山ということで、例祭などには沢山の方が訪れます。初詣は特に混み合い、2014年には約270万人の方が訪れたというほど、京都ではメジャーな初詣スポットです。。

伏見エリアの賃貸マンションに住むのはどんな人?

 伏見エリアには京セラや任天堂など、大きな会社や工場が多くあります。京都の街中に出やすい上に、街中に比べると少々地価も下がるので広い敷地が確保しやすいのではないでしょうか?私はその近辺に住んでいたことがありますが、「便利だった」というのが第一の感想です。近鉄や地下鉄など、様々な電車が通っているため、10分~20分程度で街中に出られます。また、大きなスーパーや量販店なども豊富にあるので街中に出る必要すらないかもしれません。伏見エリアは家賃相場がお安いので、ファミリー物件でもお値段の割にはゆったりとしたスペースが取れる間取りになっていたり、単身用物件でもバストイレ別、独立洗面台付で設備も充実したお部屋が、街中よりも断然安いお家賃で賃貸することも可能です。大学、勤務先の徒歩圏内とはならなくても交通の便が良いので、通勤・通学があまりストレスにならず、余裕のある広さや充実した設備のある賃貸マンションで生活出来るということは伏見エリアに住む利点の一つであると思います。

伏見の賃貸お部屋探しについて

 伏見エリアで賃貸マンションのお部屋探しをする層で、まず考えられるのは学生さんです。伏見区にある龍谷大学深草キャンパスに通う学生さんはもちろんのこと、同志社大学の学生さんは京田辺キャンパスにも近鉄を使って通えるし、今出川キャンパスにも地下鉄で通えるので、サークルなどでどちらも行き来する同志社大学の学生さんには適した場所だと思います。その他京都には沢山の大学がありますが、バスで通学するとしても京都駅に乗り入れているバス系統は多くあります。そしてその京都駅までは地下鉄・近鉄ともに通っていますので、一先ず京都駅に出てそこからバス通学という方もいるかもしれません。中途半端に値段が高くて駅から遠いところに住むくらいであれば、家賃の安い伏見区に住む、という考えにより伏見区でお部屋探しをされる方も多いかと思います。それは学生さん以外の会社員の方に関しても同じことが言えると思います。近鉄線を使って奈良方面、そして京阪線を使って大阪方面にも通勤することが可能です。そして実は伏見区に一番多いのはファミリー層です。京都・大阪・奈良の勤務先に通われる旦那さん・奥さんを持つご家族には便利な立地であり、家賃もお安く、買い物もしやすい、ということで定住しようと思える環境なのだと思います。

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