出町柳エリアのご紹介

 出町柳、と言われると鴨川の三角州の画が一番最初に思い浮かびます。そして出町枡形商店街を通り過ぎて世界遺産である下鴨神社へ。

 出町柳駅周辺は活気がありますが、それを過ぎれば自然が豊かな住宅地が広がります。京都三大祭である葵祭では下鴨神社を経由しますし、下鴨神社にある糺の森では手作り市が行われるなど、新旧様々な行事が行われ、人々で賑わっています。下鴨神社の境内で行事が行われる際は、糺の森にはよく屋台が出され、世界遺産であり、京都一古くからある格式高い神社でありながら、地域に密着した京都の人に愛される神社の一つであると思います。徳川家康も下鴨神社を愛した一人で、下鴨神社・上賀茂神社を崇敬し、徳川家の家紋に両神社の神紋である「葵」の紋を使用したと言われています。

他にも、京都を題材とした物語を沢山書かれている森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」という本には下鴨神社で行われる古本市が描かれていますし、アニメにもなった「有頂天家族」でも出町柳の枡形商店街が登場したり、万城目学さんの書かれた「鴨川ホルモー」でも三角州が登場したり、何かと京都がらみの小説に登場することの多いエリアです。それだけ、地元の人に愛されている、「京都らしい」風景が広がっているのだと思います。

出町柳エリアの賃貸マンションに住むのはどんな人?

 出町柳駅は同志社大学今出川キャンパスと京都大学の間に位置していて、近くには出町枡形商店街があり、しかし少し離れると閑静な住宅街が広がる、ということで人気のエリアです。同志社大学今出川キャンパスにも京都大学にも徒歩圏内ということで学生さんからも人気がありますし、京阪線を使えば繁華街にも出やすく、暮らしやすいという事でファミリー層にも人気があります。

 京都はイノダコーヒー、小川珈琲、前田珈琲など、老舗の珈琲店が多くあります。老舗珈琲店の店舗は河原町や四条などに多くありますが、少し離れると今度は個性を持った個人店カフェが多くなります。出町柳エリアも、個性的なオシャレなカフェなどが多いので、そのようなカフェを目的にお休みの日にも出かける方は多いかと思います。

出町柳の賃貸お部屋探しについて

 出町柳エリアでお部屋を探そうと思うと、まずは自分がどのタイプなのかを考えることになると思います。それだけ出町柳エリアには様々な方が住まれています。ファミリータイプのお部屋が希望の場合は出町柳駅より北のエリアがメインになるかと思いますし、同志社大学今出川キャンパスや京都大学の学生さんの場合は、出町柳駅の西や東の、多少駅から離れても大学に近くなるようなエリアのお部屋がメインになると思います。また、出町柳駅から南には京都府立医科大学付属病院があるのでそちらに勤務されている方、そして京都府立医科大学に通われている方もいらっしゃるので、単身のお部屋がメインになってきますが、出町柳エリアの西や東に比べて少し広め、お家賃も少々高めのお部屋が多い印象です。

 出町柳エリアでお部屋探しをされる方は、周辺の大学や勤務先に通われている方はもちろん、その他のエリアに通勤・通学される方も沢山いらっしゃいます。出町柳駅は市バスや京阪電車、叡山電鉄も通っているので、京都市内のどの場所へも比較的行きやすい立地となっています。お部屋の間取りとしては1K~2LDKの割合が高いかと思います。様々なタイプの方が住まれてますので幅があります。それほど多種多様な方が住みやすいと思えるエリアなのではないでしょうか。

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